当院では毎年、看護師がそれぞれの部署で研究を行っています。その発表会が昨日行われました。
①
申し送り短縮の実施と今後への対策の検討
Q:
「申し送り」って何?
ヒント:看護業務のひとつであります。
A:看護師が自分の業務終了時に、次の勤務者へ患者さんの状況を報告することです。
患者さんは日々状況が変化するために、正しく伝えなくてはならず、どうしても時間がかかってしまいます。申し送りの問題は永遠の課題です。
②
透析患者のより良いフットケアへの取り組み
透析患者さんは下肢末梢動脈疾患の発症リスクが高く、足病変の早期発見と予防が大切であります。そこで、スタッフと患者さんがともに関心を高めることを目的に
フットケアに向けた取り組みを行っています。
③
受け持ち看護師の意識付け
「主治医」ということのは聞いたことがありますよね。最近では
受け持ち看護師・薬剤師という考えも定着してきています。しかし、現場では、まだまだ戸惑っているところもあります。
④
医事請求に関する外来スタッフ間の認識の違い
Q:医療行為の報酬ってどのように決めているの?
ヒント:よっちゃんが、いくら「迷医」だからといっても「迷医」加算はできません。
A:国が定めた
「診療報酬」で決められています。勝手に値段を決められません。
「医療行為」をするにあたり、「診療報酬」を知っておくことは大事であります。
以上が今年の研究発表であり、今後もより良い医療をめざすためにも、日々
精進していきます。