2016年2月15日月曜日

電子カルテ

ここで恒例の問題です。
Q:「カルテ」って何?
ヒント:簡単な問題であり、ヒントは無し。
A:ドイツ語の「Karte」すなわち「診療録」のことです。われわれ医療スタッフが患者さんの診療経過等を記録したもので、かつて日本がドイツから医学を学んだ影響で、ドイツ語表記でありました。その後に英語表記となりましたが、いずれにせよ出来るだけ日本語を使わずにカルテを書くように指導されました。これは、患者さんがカルテを見ても「読めないように」という目的であり、以前は「告知」もせずに手術を行っていました。
しかし時代も変わり「カルテ」は患者さん自身のもの、患者さんにもわかるようにということで、日本語で書くようになってきました。それでも字体は人それぞれで、判読不能のこともあります。(よっちゃんの字は象形文字以下といわれています)

そこで紙カルテに変わって登場したのが、誰でも判読できる「電子カルテ」ということです。
現在はITの時代で「電子カルテ」が標準となってきており、この流れを否定できず、当院でも本日から「電子カルテ」を導入しました。導入初日ということで、院内は大混乱。徐々に慣れていくのかな?(慣らされていく、ということか!!)

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