11月7日(土)に辰野町民会館で「第22回長野県自治体病院研究会」が行われました。本研究会は、長野県の自治体病院が1年に1回持ち回りで行う研究会であり、今年は辰野病院の主催で行われました。
ここで恒例の問題です。
Q:「地域包括ケアシステム」って何?
ヒント:辰野病院にも「地域包括ケア病床」があります。
A:日本では少子高齢化がすすみ、2025年以降は国民の医療や介護の需要がさらに増加すると考えられています。そのために2025年をめどに、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的で、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを最期まで続けることができるようにするシステムのことです。
ということで、最近話題になっているこの「地域包括ケアシステム」をメインテーマに研究会が行われました。
第1部は山本英紀氏(長野県健康福祉部衛生技監兼医療推進課長)の「地域包括ケアの展望」と題して講演がありました。今後の医療を取り巻く環境は厳しく、どうなっていくのかな?!心配は尽きません。
第2部はシンポジウム「地域包括ケアシステムの構築に向けて」ということで、4人のパネリストによる講演の後に活発な討論が行われました。
今回は多くの方に御参加いただき感謝申し上げるとともに、本研究会での議論を今後の診療に活かしていきたいと考えています。
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