旧病院の解体は順調に進み、通称「カキシメジの間」の解体も終わり、建物はすべて消えてしまいました。新しい病院を作るとなると何年もかかるのに、解体となるとあっという間になくなってしまい悲しくなります。現在はがれきの山の整理と基礎部分の解体を行っています。建物の基礎の部分が奥深く入り込んでいるために、かなりの騒音と振動でご迷惑をかけており、申し訳ありません。しかし、このような基礎部分があったからこそ風雪に耐えられたのだと、あらためて土台の大切さを認識しました。
ところで病院の土台はというと、建物ではなく、われわれスタッフの医療そのものだと。そこでもう一度原点に立ち返り、患者さんのための医療を追求し「ハナミズキ」の歌のように100年200年と続くような「辰野病院の基礎」を築いていきたいとあらためて思いました。
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