ちょうど1年前、引っ越し2日目で患者さん搬送の日でありました。上の写真は引っ越しの最終確認をしているところです。その後、救急車で患者さんの搬送が始まり、最後に私の患者さんの搬送で無事に終了しました。何ひとつトラブルなく終了し、ほっとしたのを今でも思い出します。新しい病院に着いての第一印象は「廊下が広い!」でありました。もちろん病室も広くてきれいで、しかも「和」を基調とした障子風の敷居となっており、このまま私が入院してもいいかなと思いました。その後、旧病院へ荷物を取りに行き「町立辰野総合病院ありがとう、そしてさようなら」とちょっとさびしい気持ちになったのを思い出します。いくら汚くても数十年お世話になった病院だから。下の写真は現在の旧病院で、人影が全くありません。
1年前の夜は、私が初めての当直を行いました。旧病院の当直室は雨漏りとすきま風という過酷な環境でありましたが、新病院では「ビジネスホテル」風で、快適でありました。しかし、明日からの診療について考えていたためか、旧当直室の過酷な環境に慣れてしまったためか、なかなか眠れず新しい朝を迎えました。
今でも1年前の出来事を鮮明に憶えており、この時の気持ちを忘れずにいたいと思います。
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