2017年4月24日月曜日

思い出のさくら その2

「さまざまな こと思い出す さくらかな」(芭蕉)ということで、今回は2つ目の「思い出のさくら」を紹介します。

このさくらは、不治の病のSさんといっしょに観た「最期のさくら」であり、「宮木公園」に咲いています。以前にも紹介してありますが「願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月のころ」(西行)を実践した患者さんであり、どうしても忘れることはできません。

また2014年4月に「思い出のさくら」を書き込んだ後に、あれから一度もお会いしていなかったSさんの妹さんが「新しい辰野病院を見に来た」と突然現れたのにはびっくりしました。まさに「噂をすれば影がさす」(ブログを見て来たわけではありません)「よっちゃんの部屋」が導いてくれたと大変感動し、このことから益々ブログに力を注ぐようになった気がします。
その「宮木公園のさくら」が 、あの時と同じように満開となり、Sさんの笑顔を思い出しました。
この「さくら」がよっちゃんの「医療の原点」です。

辰野町はさくらが満開となり、よっちゃんは「団子」ならぬ「せんべい」を食べながらの花見となりました。


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